投資会社「サンラ・ワールド」 上場祝賀会で数億 滞納家賃に充てる?(産経新聞)

 「時事評論家」の増田俊男氏が役員を務めていた投資顧問会社「サンラ・ワールド」をめぐる金融商品取引法違反事件で、サンラ社が平成19年10月、カナダのIT企業が上場していないにもかかわらず、「上場祝賀会」を開催して参加者に出資を募り、数億円の資金を集めていたことが3日、出資者側の関係者への取材で分かった。警視庁生活経済課は同日、金融商品取引法違反容疑で同社など関係先十数カ所を捜索。同課は増田氏から事情を聴いている。

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 関係者によると、祝賀会は東京と大阪で開催された。席上でサンラ社側は「(IT企業が)上場が決定したので株価は10倍になる」と説明。550万株の追加増資を募り、翌11月までに約600万株分の出資金を集めたという。だが、この時点でIT企業は上場されていなかった。この時期にサンラ社は滞納していた家賃や業者への支払いを済ませているといい、出資金が充てられた可能性があるという。

 捜査関係者によると、サンラ社が未公開株売買で集めた金は約50億円に上るという。同課は祝賀会で集めた数億円分の使途について関心を寄せており、サンラ社の不透明な資金の流れの実態解明を進め、幹部らの刑事責任追及を視野に押収資料の分析を急ぐ。

 捜索容疑は、サンラ社は国に無登録のまま、19年10月ごろ、このIT企業について、茨城県の男性(65)ら男女3人に新株引き受け権を計約500万円で販売したとしている。

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小沢氏「幹事長の職責返上は考えていない」(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長は4日、資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、自身が不起訴になったことと、元秘書の民主党衆院議員、石川知裕(ともひろ)被告ら3人が起訴されたことを受けて、党本部で報道各社のインタビューに応じた。自身の不起訴について「公正公平な検察当局の捜査の結果」と強調。その上で「(鳩山由紀夫民主党)代表から指名していただいている幹事長の職責を返上しなければならないという風には考えていない」と語った。

 詳報は以下の通り。

 「それではまず僕から。えー、このたびの、私の政治団体に関することで大変、国民の皆さま、また同志の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしたことを心からおわび申し上げます。先ほど弁護人の方から、私については不起訴という知らせをいただきました。公平公正な検察当局の捜査の結果として受け止めております」

 「一方、私の事務所で会計を担当しておりました者が、起訴ということになりましたことは大変残念でございます。これまた国民の皆さまや同志の皆さんにおわびを申し上げたいと思います。特に、石川(知裕被告)については国会議員でございますが、皆さまにご理解とご認識をしていただきたいことは、石川が国会議員、衆院議員としての職責に関連して責任を問われているということではない、ということでございます」

 「国会議員になる前の私の事務所におったときのことであるということ。それからまた、その起訴の内容も、いわゆる(政治資金)収支報告書の形式的な点についての責任を問われているということであるということが、皆さんにもぜひ、理解と認識をしていただきたいと思います」

 「いずれにしても、昨年の3月以来、大変、世間をお騒がせし、国民の皆さんや、同志の皆さんにご迷惑をおかけしたことを重ねてこの機会におわび申し上げたいと思います」

 −−議員になる前の話というが、石川さんについて…

 「いや、なる前っていうよりも、国会議員の職責に関連して責任を問われているわけではない。はい」

 −−党としての、石川被告への処分はどう考えるか

 「これは今、あのう、私自身がそれこそ、私自身の政治団体に関連しての問題でございましたから、そういう意味で今日の時点では検察の公正な捜査の結果が出たという時点でございますので、そのことにつきましては、いずれ、本人と連絡をとれるかどうか分かりませんけれども、今後、考える問題だろうと思ってます」

 −−自ら記者会見で、幹事長ご自身の進退について(小沢氏の資金管理団体の)陸山会の代表者としての監督責任(については)、幹事長は認めておりますが、その上で元秘書3人が起訴されたことについてご自身の進退…

 「ああ」

 −−道義的責任を含めて進退をどのように考えるか

 「あのー、代表者ですから、最終的責任は私にあるということはその通りであろうと思います。これを否定するわけではありません。ただ、今申し上げましたように石川自身も、弁護人を通じてコメントを出しているようでございますが、報道などでずっといわれてきたような不正なおカネは一切もらっていないということを最後まで主張しておったと思いますし、今いったように報告書の形式的なミスの責任を問われているわけでございますので、そういう意味におきましては、私はいずれにしても、中身の程度の差はあるとはいえ、そういう意味では、代表者としての、このようにお騒がせし、不始末をしたことにつきましては責任を感じております」

 −−進退については

 「ですから、中身の問題ということでありまして、私が今、(鳩山)代表から指名していただいている幹事長の職責を返上しなければならないという風には考えておりません。いずれ代表にお会いして(話を)する機会があると、思いますので」

 −−国民の民主党に対する信頼が損なわれた部分もあったと思うが、信頼を回復するうえで、どのように行動するお考えか

 「昨年のときも同じでした。私が、全国民の皆さんに可能な限りいろんな機会を通じてお話をしていきたいと思いますし、特に去年もそうでしたが、(大久保隆規被告の逮捕は)3、4月という時期でありました。選挙の前に、今度も7月の選挙ということでございます。私はその意味におきまして、与えられた職責、今回の予算を早く早期に成立させて国民生活を安定させるという国会の責任と、それから参議院の選挙に国民の支持を得ると、過半数を目指して最善を尽くす。そういう自分の任務に一生懸命全力で努力しながら、国民の皆さんの信を取り戻すべく、頑張りたいと思います」

 −−党大会で検察との全面対決を宣言されたが、幹事長ご自身は勝利されたと思いますか

 「勝利とか、敗北とかいう問題ではなくて、私は以前からずっと申し上げてきた通り、あなた方の報道の中では水谷建設から不正なカネをもらって土地購入の資金に充てたとか、あるいはおカネを他の会社からも、ゼネコンからもカネをもらった、不正なカネをもらったとかいう報道がずっと続いたもんですから、わたくしはそんなことは一切ない。こういうような言い方については断固、自分としては承服できないという意味で、強く主張して参ったということでございまして、検察当局が公平、公正な捜査をやった結果だということは、それをそのまま受け止めていきたいと思っとります」(インタビューを終えようとする)

 −−幹事長、幹事長!

 「月曜日も(定例会見が)あるって」

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「自殺サイト知り合った」鎌倉で男女3人の遺体発見 練炭自殺か(産経新聞)

 30日午後1時40分ごろ、神奈川県鎌倉市十二所のアパートの大家の男性(65)から「居住者の男性がいるか探しにいったら部屋に目張りがされていた」と鎌倉署に通報があった。駆けつけた同署員が部屋の中を確認したところ、この部屋に住む無職の男性(46)と女性2人の遺体を発見した。

 遺体は死後2週間以上経っているとみられ、部屋の中には練炭が4つおいてあった。部屋からは「自殺サイトで知り合った人と死にます」という内容の男性が書いたと思われる遺書が発見された。同署は、自殺の可能性が高いとみて調べている。

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<日本原子力学会>原発トラブルに専門家の解説チーム発足へ(毎日新聞)

 日本原子力学会(会長=横溝英明・日本原子力研究開発機構理事)は27日、原子力施設のトラブルで放射性物質の漏えいなど住民の安全が懸念される場合、自治体と報道関係者からの問い合わせに応じる「異常事象解説チーム(略称・チーム110)」を2月1日に発足させると発表した。国や電力会社など当事者とは異なる専門家の立場からトラブルの重大性などを解説し、住民避難など緊急時の判断材料にしてもらう狙いだという。

 チームは、電話で応対する「解説担当者」の大学教員約10人と、情報を集める約100人の「技術支援者」で構成。トラブルが発生した場合、平日休日を問わず、スタッフが対応し、問い合わせの内容に応じて最適な解説担当者につなぐ。

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